11月9日

東京1区、与謝野氏またも劇的僅差で涙飲む。
氏は比例区で復活当選を果たしたとはいえ、僕が投票した国政選挙の候補者が初めて落選したという事実。
しかし僕はこれで死票を投じたとは思たくありませんし、思いません。
稀に「誰がやっても一緒だから」「投票しても何も変わらないから」選挙に行かないという人がいますが、これは大きな誤りであり単なる愚痴に過ぎないものであるということに、彼ら彼女らは直ちに気付くべきです。
そもそも、異論はあれどほとんど単一民族国家で、議院内閣制を敷く上に首相公選制すら認められていない日本という国において、ただ一度の選挙で政治が根底から変わることなんて到底起こり得ません(仮にそういう現象が起きたとするならば、それはクーデター並に危険で恐ろしい事態と言える気がします)。
したがって我々にできる唯一にして最良の方策とは、少しでもベターなチョイスを都度折々遂行し続けていくということなのです。
そして、その積み重ねがこの国をより良い方向へ導くと信ずることこそが、健全な民主主義国家の真の在り方なのではないでしょうか。
少なくとも政治無関心が最も悪政に荷担し得るということを、選挙棄権者は一考するべきでありましょう。


11/3/03


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