ロリン・マゼール(3.6.1930- アメリカ, ニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督、前バイエルン放送交響楽団首席指揮者、前ピッツバーグ交響楽団音楽顧問、元ベルリン放送交響楽団音楽監督、元ベルリン・ドイツオペラ音楽監督、元クリーヴランド管弦楽団音楽監督、元ウィーン国立歌劇場総監督)
「大事なのは直観力である。頭のある人は音楽を学び理解する事できようが、それはある意味誰にとっても可能な事かも知れない。知ることだけでは音楽を体で感じ取っているとは言えないだろう。愛というのも違うだろう。ただ愛するだけでは音楽に対する直観力があるという事には必ずしも繋がらない。直感というものもある種の才能からくるもの。才能があるというのも、直観力に関わる事だろう。」
クルト・マズア(7.18.1927- ドイツ, 前ニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団終身名誉客演指揮者、前ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団音楽監督兼首席指揮者、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団次期首席指揮者)
「モラルとオーケストラに対する責任。つまり自分が何をどうしているかを把握する事と、それに対する責任。人間性も同様に必要。奏者をいかに喚起させるかというのが指揮者にとって最も大事。それが強ければ充分だ。(中略)
ただ単に棒をあれこれ振って音を聴いて納得しているだけでは何も得られない。」
リッカルド・シャイー(2.20.1953- イタリア, アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団首席指揮者、元ボローニャ市立歌劇場音楽監督、元ベルリン放送交響楽団首席指揮者)
「息をするのと同じように音楽を感じる事です。
(中略)それが出来るようになって更に勉強を積めば、音楽が自分のものになります。」
クリストフ・エッシェンバッハ(2.20.1940- ドイツ, フィラデルフィア管弦楽団音楽監督、前ヒューストン交響楽団音楽監督、パリ管弦楽団首席指揮者、元チューリヒ・トーンハレ管弦楽団常任指揮者、元ロンドン交響楽団首席客演指揮者、)
「ここ・・・体の真の深さです・・・(息)。」
アイザック・スターン(7.21.1920-9.22.2001 ロシア→アメリカ, ヴァイオリニスト、元カーネギーホール所長)
「音楽について知る事だ。自分が何をやっているのか知る事だ。『どう』やるのかではなく『なぜ』音楽をやるのかを知らなければならない。」
安らかにお眠りください。
Yasuto with Lorin Maazel @ Carnegie Hall,
New York City
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